習い事はいつから?幼児期から習い事を始めるメリットとデメリット
幼稚園に入ると、習い事をしている子が増えてきます。
最近は習い事の種類が増え、習い始める時期も早くなってきていますよね。
習い事はいつから始めるのがいいの?
幼児期から習い事を始めると、どんないいことがあるの?
今回はそんな習い事について紹介します。
1.習い事をしている幼児の割合は?
習い事はいつ始めるのがいいのでしょうか?
習い事をしている幼児の割合について、通信教材大手であるベネッセが定期的に調査を行っています。
ベネッセ教育情報サイト「【幼児の生活調査】習い事をしている比率 6歳で約8割に」
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160516-1.html
これによると、
1歳児の17%
2歳児の26%
3歳児の30%
4歳児の48%
5歳児の71%
6歳児の83%
がなんらかの習い事をしているようです。
この調査には、幼稚園・保育園の有料教室や、通信教育も含まれていますので、
このような高い数値になったのではないでしょうか。
とはいえ、幼児期に習い事をしている子どもがこれだけ多いことに驚きますよね。
幼児期に習い事を始めることにはどんなメリットがあるのでしょうか?
デメリットもあわせて紹介します。
2.幼児期から習い事を始めるメリット
2-1 上達が早い
4歳~8歳までは“ゴールデンエイジ”と呼ばれ、心身の成長が著しい時期となります。
この時期に始めた習い事は、上達が早いと言われていますよ。
できることが増えると、子どものやる気や自信につながります。
自己肯定感も養われ、その後の勉強や部活動にもいい影響を与えてくれるはずです。
2-2 親が教えられないこともできるようになる
水泳、体操、ピアノ、英語など、専門性の高いものは、親が簡単に教えることができません。
せっかく子どもが興味をもっているのに、教えてあげることができないのはつらいですよね。
習い事を始めれば、その道のプロに教わることができます。
「気付いたら親より上達していた…」というのもよくあることです。
親が苦手なこともできるようになるのは、習い事の大きなメリットですね。
2-3 友達や居場所が増える
家庭や幼稚園で過ごす時間が長い幼児は、交友関係が狭くなりがちです。
習い事を始めると、今まで出会ったことのない友だちと同じ時間を過ごすことになります。
新しい友だちができたり、新しいママ友ができたりするかもしれません。
もしも、幼稚園や小学校での生活になじめなかったときに、
それ以外の居場所があるというのはとても心強いものですよ。
3.幼児期から習い事を始めるデメリット
3-1 親の負担が大きい
幼児が習い事をする場合は、親は当然その送迎をしなければなりません。
一部のスポーツ教室や学習教室などは送迎バスを用意していることもありますが、
住む場所や習い事の種類がかなり限られてしまうでしょう。
また、学習教室やピアノ教室などを始めると、必ず宿題が出ます。
まだ一人でコツコツと宿題ができる年齢ではありませんから、毎日声かけをして、
宿題中も見守る必要があります。
「なかなか宿題をやりたがらない…」という悩みをもつ親も多いようです。
3-2 費用がかかる
習い事を始めると、当然費用がかかります。
早い時期に習い事を始めると、それだけ子どもの習い事にかける費用がかさみますよね。
幼児期の習い事として人気の
スイミング、体操教室などで 5,000~7,000円/月
学習教室、英語教室、ピアノなどは 6,000~10.000/月
程度かかることが多いようです。
子どものためとはいえ安くはないので、親子や夫婦でよく相談して決めてください。
3-3 自由に遊べる時間が減る
幼児期といえば、まだまだ自由に遊びたい年頃です。
幼稚園が終わった後、友だちと公園で遊ぶこともありますよね。
習い事を始めると、そのように自由に遊ぶ時間が減ってしまいます。
習い事が大好きだから遊ぶ時間が減っても気にしない子もいますが、
自由に遊べないことがストレスになる子もいます。
急にたくさんの習い事を始めるのではなく、
様子を見ながら少しずつ取り組むようにしてくださいね。
おわりに
以上、習い事をしている幼児の割合や、
幼児期から習い事を始めるメリットとデメリットについて紹介しました。
どんどん進化する幼児の習い事事情。
周りにも習い事をしている子どもが多くなり、焦ってしまうこともありますよね。
早く習い始めることによるメリットは多いですが、デメリットも見逃せません。
子どもの様子や家庭の事情も考えて、無理のない習い事を選んでくださいね。
この記事を書いた人

2人の子どもを育てているchi93です。 音楽と紅茶と甘いものが大好き! 子育てに悩みはつきものですが、少しでも心が軽くなるような情報をお伝えします。