本の世界に入り込んで、子どもが本好きになるヒント
一般社団法人アジア女性自立支援協会 子育てコミュニティリーダーの鈴木ユウコです。
2017年10~11月に実施された
全国の国公立・私立30大学の学生1万21人が回答した調査結果を、
全国大学生協連(東京)が2018年の2月に発表しました。
これによると、1日の読書時間について
大学生の53%が「ゼロ」と回答したのが半数を超えたそうです。
この調査は「第53回学生生活実態調査」というもの。
読書時間の項目が入った2004年以降、
さらに「本離れ」が若い世代で進行している実態が明確になったと言えますね。
調査結果の分析を担当した
浜嶋幸司同志社大准教授(学習支援)は、
「高校までの読書習慣が全体的に身に付いていないことの影響が大きい」
と指摘されていました。
大人になると、本を読む機会って、
意識的にとらないともっとずっと減りますよね。
雑誌をパラパラめくることはあっても、
「読書」というスタイルをとることは難しくなってきます。
とはいえ、
今は電子書籍なるものもずいぶん充実してきて、
逆に読もうと思えば何冊でも読める環境になってきてもいます。
個人的には、
私は手に重さを感じながら紙で読みたいタイプですが、
お出かけのお供に電子書籍は重宝しています♪
話はそれましたが・・・
どうして今も昔も「本」を読むことを勧めるのでしょうか?
それは、本の持つ偉大な「力」にあります☆
本の持つ「力」については、また別の機会にするとして。
どんな作用があるかというと
自分の読みたい本を自由に読んで
その世界に入り込み
様々な体験をしたり心を揺さぶられたりして
想像をかきたてられて膨らませて。。。
その度に、
読み手の中にある大切なモノを育ててくれるんですね。
特に成長著しい幼少期にそれに触れられるかどうかは、
とても重要なことになります。
色んな本を読むのも良し、
気に入った1冊を繰り返し読むのも良し。
まずは、本と触れ合うスタートの段階で、
ちょっとした工夫があればベストです♪
それは、
「思わず本を手に取る工夫」
です。
~今すぐできる、本を手に取る工夫~
・いつでも本を手に取れるようにリビングに本棚を置く
・必ず通る玄関からすぐの廊下に本棚を置く
・よく遊ぶおもちゃやゲームと同じ棚に並べる
・インテリアのように、表紙が見えるように置く
・リラックスするソファに常に2~3冊の本を置いておく
などなど
もしよかったら、なにか一つ、試してみてくださいね♪
そして、もう一つ大事なこと。
本を読む子の家庭の共通点として、
お家のかたも「本」を楽しんでいる
というのがあげられます!
一緒に本についての会話をしたり
本屋さんに行ったり
親子で「本」が近くに感じられる環境づくりができるといいですね☆
ライター:鈴木ユウコ
この記事を書いた人

長崎県出身、大田区在住。 夫、息子ふたり(高2&小6)の中で姫として君臨中(笑) お笑いと韓流が好き! 韓ドラをこよなく愛し、ドラマの中には王子がたくさん(⋈◍>◡<◍)。✧♡ いくつになっても、乙女心を忘れません♪ 好奇心旺盛で「調和」や「成長」というワードにいたく心を奪われるアラフィフです。