旦那さんが子育てに協力的ではない4つの理由
ちょっと前の話ですが「イクメン」という言葉が流行りました。
これは「育児をするメンズ」という言葉の略称であり、育児をする男性の素晴らしさ、カッコ良さを讃える言葉でもあります。
“育児は女性がするもの”という風潮があるなか、そうではなく育児はお母さんとお父さんが一緒にするものというイメージを確立させました。
しかし、それでも世間ではまだまだ“育児は女性がするもの”という風潮は強いもので、育児に協力的ではないパパもたくさんいます。
しかしなぜ?多くの旦那さんは子育てに対して協力的ではないのでしょうか?もっと協力的だったらとっても助かるのに、と思わず考えてしまいますよね。
今回は、旦那さんが子育てに協力的ではない4つの理由を見ていきましょう。
子どもという存在がそもそも苦手だから
小さな子どもという存在がそもそも苦手と感じている男性は多く、それは結婚して子どもを授かったとしてもなかなか変わることがありません。
子どもに対してどのように触れていいのかわからず、思わずツンケンしてしまったり近づかずに無視してしまうなんてことも。
子どもを苦手と感じる多くは、自分が小さな頃に親や大人から適切なスキンシップをされてこなかったことが多く、それゆえスキンシップそのものが良くわからないということが起こります。
日頃の仕事に追われてしまい触れ合う時間がないから
毎日の仕事が忙しく追われてしまい、家に帰っても子どもに触れ合うエネルギーが無いということもあります。
そうなるとたまの休みでもあまり気力が伴わず、子どもとあまり触れ合えない、ほとんど家族サービスが出来ないということに陥りやすくなります。
子どもと触れ合いたい気持ちはあるものの、体力気力がどうしても伴なわずに子どもと触れ合うことができない典型的な例と言えますね。
そもそも育児に興味がないから
育児そのものにまったく興味がわかず、興味がわかないからやってみようと思わないという理由です。
ママの場合は子どもを産み育てることは本能として備わっているので興味がある、ないに左右されないのですが、男性は本能に備わっていないので興味のありなしに左右されます。
このような理由の場合はお互いの溝が深まってしまい育児という共同作業ができなくなる可能性がありますので、どこかでしっかりと話し合い溝を埋めていくことが必要になります。
子どもの言動にイライラしてしまうから
子どもという存在は無邪気であり天真爛漫でやりたいことに対してとても純粋ですが、そういった子ども独特の感覚にイライラしてしまうことがあります。
そして、イライラする子どもに近づきたくないという気持ちから子育てに協力しないと決めている男性もいます。
全員ではありませんが男性はイライラしてカッとなるとつい手が出てしまうこともあり、それを子どもにしてしまうのでは・・・と無意識のなかで恐れていることもあります。
ある意味子どもに手を出してしまわないようにする防衛策とも言えるでしょう。
まとめ
育児は女性がやるべきもの、と考えている男性はいまだ多く存在しますが、その考えの裏には様々な理由が存在しています。
健やかで心身ともに健康な子供に育っていくにはママはもちろん、パパの協力もとても大事な要素となります。
お互い育児に対しての溝を深めないためにも、しっかりと話し合う場を持つ、歩み寄っていく姿勢が大切です。
この記事を書いた人

心理カウンセラー&ライター。これまでこころの病や生活での悩み事、夫婦関係、恋愛など、約4,000人のカウンセリングをおこないながらライターとして様々なメディアにて執筆活動をしている。読む人のこころが軽くなれば、ということを意識しながら読みやすさとわかりやすさを常に考え、日々活動している。