夜中の授乳はいつまで必要?夜間断乳のコツ
育児は寝不足との戦い…できれば、夜はぐっすりと眠りたいですよね。
夜間断乳したいけど、
夜中の授乳はいつまで必要なの?
夜間断乳はどうやってするの?
と疑問に思うことも多いはず。
夜間断乳は必ずしなければならないものではありませんが、
挑戦するときにはいくつかのコツがありますよ。
今回はそんな夜間断乳について紹介します。
1.夜中の授乳はいつまで必要?
生まれたばかりの新生児期から、3時間ごとの授乳が始まります。
5~6か月頃に離乳食を始めると次第に授乳回数が減り、
それに伴って夜中の授乳も減っていくことが多いようです。
ですが、離乳食の進度や発達状況には個人差があるため、
「何ヶ月から夜間の授乳は必要ない」と言い切ることはできません。
夜間断乳を決めた理由も、
「赤ちゃんやお母さんが風邪をひいたから仕方なく」
「歯が生えて授乳中に噛むようになったから」
「夜中ぐっすりと眠りたいから」
など、人それぞれ違います。
また、7~8か月頃になって歯が生えはじめると、
虫歯リスクを考慮して夜間断乳を考えるお母さんも多いようです。
2.夜間断乳のコツは?
2-1 寝る前に腹持ちのいいものを食べさせる
夜中にお腹が空いて目が覚めている場合は、寝る前に腹持ちのいいものを食べさせましょう。
おすすめは
フォローアップミルク(およそ9ヵ月~)
バナナ
おにぎり
などです。
お腹がいっぱいになると眠りも深くなりますよ。
寝る前になにか食べさせる場合は、その後の歯磨きを忘れないようにしてくださいね。
また、夜中に起きてしまったときは、お茶をあげて気を紛らわせるのも効果的です。
2-2 寝かし付けを他の家族にしてもらう
お母さんが隣にいると、どうしても甘えてグズグズと泣き続けてしまいます。
夫や同居の家族がいる場合は協力してもらいましょう。
お母さんの姿が見えないと、案外すんなり諦めて眠ってくれるかもしれませんよ。
これは夜間断乳だけでなく、昼間の断乳をするときも同じです。
2-3 授乳以外の入眠儀式を作る
母乳の場合は特に、授乳が精神安定剤の役割を果たしていることが多いです。
添い乳してもらいながらゆっくりと眠りに入ることが気持ちいいのでしょうね。
そのため、夜間断乳するときには授乳以外の入眠儀式を作るといいですよ。
おすすめは絵本、マッサージ、優しい歌など。
お母さんの得意なもので大丈夫です。
授乳の代わりになる入眠儀式を作ることで赤ちゃんも眠るリズムを作りやすくなりますし、
親子のコミュニケーションにもなりますね。
2-4 心を鬼にして耐える
どんなに工夫しても、赤ちゃんは授乳してほしくて泣き叫ぶかもしれません。
このときに赤ちゃんがかわいそうだからと授乳してしまっては、夜間断乳は失敗してしまいます。
このときばかりは、心を鬼にして耐える。
実はこれが一番大切で、大変なことかもしれません。
夜間断乳を始めてすぐは泣くかもしれませんが、いずれ必ず慣れてくれますよ。
おわりに
以上、夜間断乳のコツについて紹介しました。
いくつかコツはありますが、最後はお母さんの気持ち次第かもしれませんね。
夜間断乳ができれば嬉しいですが、絶対にしなければならないものでもありません。
子どもの発達や生活の様子、性格やお母さんの気持ちなどと相談しながら決めてください。
この記事を書いた人

2人の子どもを育てているchi93です。 音楽と紅茶と甘いものが大好き! 子育てに悩みはつきものですが、少しでも心が軽くなるような情報をお伝えします。