コップ飲みはいつからできるの?ステップアップ式練習法!
離乳食が始まってしばらくすると、コップで上手にお茶を飲める赤ちゃんも出てきます。
コップ飲みができるようになると、外出先での水分補給が楽になりますし、
洗い物も減って助かりますよね。
ですが、コップ飲みの練習方法が分からなくて教えられないお母さんも多いはず。
今回は、コップ飲みを始める時期とステップアップ式練習法を紹介します。
1.コップの飲みはいつからできる?
コップ飲みの練習を始める時期は、離乳食に慣れ始めた7~8か月頃です。
この時期に練習を始めますが、上手に飲めるようになるのは10ヶ月~1歳頃。
何度もこぼしたり、むせたりしながら少しずつ上達していきます。
ですが、乳児期は同じ月齢でも発達の個人差が大きいですよね。
無理に練習を始める必要はありませんし、
練習を始めたけどまだ難しそうなら、中断しても構いません。
いつかはできるようになりますから、焦らずに見守ってください。
2.コップ飲みの練習法
2-1 まずはスプーンで
離乳食のごっくんが上手になってきたら、
とろみのある汁物をスプーンで食べる練習をしましょう。
このときに、下唇と上唇でスプーンを上手にはさめているか、確認してください。
スプーンを傾けて赤ちゃんの口に流し込むのではなく、
赤ちゃん自身が唇を使って口に入れることが大切です。
スプーンの先端ではなく“ふち”を使うと、幅が広いので、唇ではさみやすいですよ。
2-2 中身を入れずに“まねっこ遊び”
スプーンで飲む練習をするのと同時にできるのが、コップ飲みの“まねっこ遊び”です。
プラスチックなど、軽く割れない素材のコップを用意します。
赤ちゃん用に、両手で持てる取っ手が付いているといいですね。
中には何も入れず、赤ちゃんに持たせて自由に遊ばせましょう。
お母さんもコップを持って飲むまねをすれば、
赤ちゃんも同じように“まねっこ遊び”してくれます。
自分で飲むまねをしたり、ぬいぐるみに飲ませる遊びをしたりすることで、
コップに親しみ、コップ飲みに興味をもちますよ。
2-3 一口ずつ飲む練習
まねっこ遊びが上手になったら、いよいよコップ飲みに挑戦です。
コップにほんの一口分のお茶を入れて飲んでみましょう。
初めはお母さんが手を添えて、コップを傾ける角度を教えてあげてくださいね。
急に傾けてこぼしたり、口に入ったけど出したり、慣れるまではとにかくこぼします。
ここが一番の難関で、時間がかかるでしょう。
バスタオルやレジャーシートの上で練習すると片付けが楽
お風呂前に練習すると、濡れた服を脱いでそのままお風呂に入れるから楽
ですから、おすすめです。
また、赤ちゃん用のコップでも大きすぎると感じる場合は、
ヤクルトのような乳酸菌飲料の容器を使ってみてください。
毎日練習する必要はありませんから、
時間や心に余裕があるときにコツコツ取り組んでくださいね。
2-4 ごくごく飲む練習
一口ずつ飲むのが上手になったら、少しずつ量を増やしてごくごく飲む練習をしましょう。
ごくごく飲めるようになったら、コップ飲みの練習は終了です!
コップ飲みができるようになると、外出先や友達の家での水分補給が楽になります。
そうは言っても、不意にこぼしたり、むせたり、コップを倒したり、
まだまだたくさんこぼします。
3~4歳頃にはそれも落ち着きますから、温かく見守りましょう。
3.おわりに
以上、コップ飲みを始める時期とステップアップ式練習法を紹介しました。
赤ちゃんにとって初めてのコップ飲み。
飲み方が分からずに、上手くいかないこともあると思います。
何度もこぼされて嫌になるかもしれませんが、いつか必ずできるようになります。
片付けが楽になる方法を試しながら、気長に取り組んでくださいね。
この記事を書いた人

2人の子どもを育てているchi93です。 音楽と紅茶と甘いものが大好き! 子育てに悩みはつきものですが、少しでも心が軽くなるような情報をお伝えします。