これって赤ちゃん返り?対処法3選!
二人目の赤ちゃんが産まれてホッとする間もなく、毎日のお世話に追われます。
慌ただしい毎日を送る中で、気付けば上の子が赤ちゃん返りをしている?
ということがありますよね。
赤ちゃん返りには、きちんと理由があります。
また、赤ちゃん返りへの対応によって、上の子の心のケアをすることができますよ。
今回は、赤ちゃん返りの対処法を紹介します。
1.赤ちゃん返りってどんなもの?
赤ちゃん返りは、お母さんと赤ちゃんが退院した頃に始まることが多いです。
里帰り出産した場合は、里帰りを終えて自宅に帰った頃に始まることもあります。
赤ちゃん返りの兆候としては
着替えや食事など、今まで自分でしていたことができなくなる
母親にくっついて離れない
わがままが増える
トイレトレーニングが終わっているのにオムツをはきたがる
夜泣きやおねしょをぶり返す
などがあります。
下の子が生まれて、お母さんは赤ちゃんのお世話に時間がかかりますよね。
上の子はそれが寂しかったり羨ましかったりするので、
自分にも同じだけの時間を割いてもらおうとします。
子どもは、お母さんにやってほしい、認めてほしいといった「甘え」と、
自分でできる、やりたい、という「自立」を繰り返しながら成長します。
「甘え」である赤ちゃん返りをしっかりと受け止めてあげることで、
またその後の自立心へとつながりますよ。
2.赤ちゃん返りの対処法
2-1 叱らずに受け止める
前述した通り、上の子はお母さんに甘えて、
赤ちゃんと同じようにお世話をしてほしいと思っています。
赤ちゃんのお世話で手一杯のお母さんはつい
「自分でやって」
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だからできるでしょ」
と突き放してしまいがちです。
しかし、これではいつまでも子どもの心が満たされずに寂しい思いをするだけでなく、
赤ちゃん返りを長引かせることにもつながってしまいます。
自分でできる力があることが分かっているだけについ叱ってしまいがちですが、
なるべく叱らずに子どもの気持ちを受け止めてあげてくださいね。
2-2 なるべく要求に応える
「着替えをさせてほしい」
「ご飯を食べさせてほしい」
など、応えることができそうな要求には、なるべく応じてあげましょう。
「お母さんは、ぼく(わたし)のことも大切に思ってくれている」
と分かってもらうことが大切です。
赤ちゃんのお世話で忙しいけれど、それは上の子をないがしろにしている訳ではありませんよね。
時間に余裕があるときには、上の子としっかりスキンシップを取るようにしてください。
2-3 赤ちゃんのお世話を一緒にする
お母さんが赤ちゃんのお世話をするとき、
上の子が一人ぼっちで寂しく感じている可能性もあります。
そんなときは、上の子にも赤ちゃんのお世話を手伝ってもらいましょう。
オムツを取ってもらったり、機嫌がいい時間にあやしてもらったり、簡単なことで構いません。
このときに「ありがとう」「助かるよ」などと声をかけることで、
上の子の充実感も得ることができます。
上の子が小さくお手伝いが難しいときは、
「赤ちゃんが泣いているからお世話してもいい?」
と最初に声をかけるだけでも効果がありますよ。
おわりに
以上、赤ちゃん返りの対処法について紹介しました。
一般的に、赤ちゃん返りは3ヶ月~半年程度で落ち着くと言われています。
上の子の成長の証でもある赤ちゃん返り。
お母さん自身も息抜きをしながら、じっくりと向き合ってくださいね。
この記事を書いた人

2人の子どもを育てているchi93です。 音楽と紅茶と甘いものが大好き! 子育てに悩みはつきものですが、少しでも心が軽くなるような情報をお伝えします。