ママの知恵袋

無添加生活、始まります4

みなさん、こんばんは。熊野の案内人・石丸美穂子です。

前回からの続きで、無添加生活に至った経緯をお伝えしますね。

 

 

大地と海の恵み

 

本宮で2か所目に就職したのが、大社前にある「B&B カフェほんぐう」でした。こちらは、フランス帰りのオーナーなのでとにかくお店も置いてあるジャムなどもオシャレ、調度品も海外ののアンティークと日本の骨とう品を組み合わせたりとセンスが素敵です。ワクワクしたのがハーブの使い方で、オリーブオイルにハーブを組み合わせてオリジナルで漬け込んだり、店先にハーブを植えたりして、素朴ながら素材の味を活かしたフランスの家庭料理を時々食べさせてくれました。

 

 

 

一番覚えているのが、ジャガイモとチキン、ニンニクの日本でいうところの肉じゃがのような料理。とてもシンプルにハーブ漬けのオリーブオイルと塩だけの調味料だと思うのですが、本当においしくて。オーナーは、ハーブ以外にも塩にこだわっていて、ちょっと高いけどといってお店でも販売しています。海の恵みの塩です。

 

 

私は塩にとてもこだわっていて、自宅には現在8種類、日本、海外こだわらず使っていますので、旅行に行ったときに自分へのお土産に買ったりします。魚を焼くときなど粒の大きさによって使い分けたり、野菜をゆでるのは粗塩と決めています。オリジナルの発酵玄米を毎日食べていますが、テラヘルツ波を当てた塩と本宮の湯の峯温泉水で炊いています。食べたときエネルギーが溢れる感じがするのは、大地と海のパワーも取り入れているからだと感じています。

 

 

 

先日上富田の方から頂いたお塩は、温泉のような硫黄っぽい香りがして、これも大事に使っています。また、別の時に塩について詳しくご紹介しますね。話が逸れましたが、オーナーのおかげで塩にこだわるようになりました。

 

 

 

川の恵み

 

こちらのカフェで学んだことは他にもあって、初めての川の恵み~モクズガニと川エビを食べたこと。地元の人から頂いたモクズガニは、お味噌汁でいただきました。オーナーに聞くと一番おいしい食べ方だとか。

 

 

 

その時もらったモクズガニは小さかったので食べる身が少ないのですが、味噌が濃厚なので出汁として味わうのが熊野郷土の味。地元の人は身を食べずにそのまま捨ててしまうそうですが、なんとももったいない!カニといえばモクズガニとその魅力のとりこになった私は、一人でいつまでも小さなカニの身をほじって食べていたのでした。

 

 

また、オレンジ色した味噌のおいしさは本当に格別、子持ちの雌の人気もやっぱりです。モクズガニは上海ガニに近いので、そのおいしさは全国的にも知られるところ。熊野ではあちらこちらで捕れるので、私もいつか仕掛けで息子と一緒にチャレンジしたいと思っています。

 

 

 

そして、もう一つの川の恵み・川エビは、こちらでは手長エビ。これも初めて見るエビで、差し入れでもらった時にどう料理したらいいか迷っていたら、揚げるのが香ばしくていいと言われて、そのまま素揚げしたらこれもびっくりするぐらい油がはねて大変でしたがおいしくて。普通の川エビよりもはさみが長くて体も大きいので、食べ応えがありました。

 

 

 

後になって古座川にある「南紀月の瀬温泉 ぼたん荘」のお弁当に手長エビのゆでたものが入っていたのですが、その美しい赤色に惚れ惚れと。味はやっぱり揚げた方が好みなので、今度手に入った時はきちんと水分を切って、粉を振って揚げたいと思います。川エビ捕りというのも面白いらしく、カフェ常連のTさんは夏になると川エビ釣りの体験ツアーは楽しいといろんな人を誘っていました。私は小さな川エビは口熊野・上富田の山奥で網で捕ったことがあって、大人心にもすごく楽しかったので、次は釣りにチャレンジしたいと密かに願っています。

 

 

 

食べたものが体を作るということ当たり前のことを、本宮に来るまで関心がなかった私ですが、五感で野菜や鶏、カニやエビのおいしさを体感したことでじわじわと変化していきました。心と身体は連動している。そのことを最も感じた体験をしたのが、今住んでいる本宮の山奥の集落でした。

 

 

つづく

 


この記事を書いた人

kururi


母の実家である熊野に、13年前にJターンしてきました。熊野古道や南紀熊野ジオパークのガイドであったり、自然農の釜炒り茶づくり、天然お香づくりといった体験教室の運営、日本ミツバチの非加熱はちみつといった熊野らしいお土産の製造、販売を行っています。 熊野は、山、川、海があり、世界遺産の熊野古道や聖地がある美しい地。私は山間部に暮らしていますが、地域の人から山と共存する知恵や歴史や文化を学び、本当の豊かさを教えてもらいました。 そんなのどかな日々の素朴な生活をお伝えしていきます。

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