ママの知恵袋

みかんのおいしい季節です

熊野案内人の石丸美穂子です。

 

昨日、観光の講演会を聞きに有田市に行ってきました。一緒に行った方が高知県出身の方で、町中あちこちにあるみかん山を見て大喜びでした。

みかんが一年中当たり前にある田辺市住民としては、観光客の視点ってこういうことなんだなと改めて気が付きました。

 

 

さて、みかんといえば温州みかんですが、熊野地域でも好まれる味が違っています。以前新宮市のイオンでみかん売りのバイトをした時、田辺のみかんを仕入れたら甘すぎて売れなかったという八百屋さんの声を聞きました。同じ熊野でも三重県熊野市の仕事先でも同じようなことを言われてどうしてかなと考えたところ、みかんの供給源が違うということに行き当たりました。

 

新宮市や熊野市では近くに御浜町という年中みかんが採れるというキャッチコピーの町があって、こちらのみかんは、酸味と甘みのバランスが良いという売りなんです。食べてみると、田辺の甘いみかんに慣れている私にとっては、こちらの温州みかんはちょっと酸っぱい。小さい時から食べな慣れている味がやっぱりおいしいにつながっているですね。幼いころの食生活というものの大切さも感じました。

 

話を戻して今度は有田みかん。全国でも有名なブランドミカンですが、こちらも初めて友人から頂いた時は「すっぱ!」と思っていたんです。ところが、先月南紀熊野観光塾で差し入れでいただいた早和果樹園のみかんは、田辺と同じく甘かった!!

こちらは、みかんの六次産業化で成功している果樹園さんで、平成12年にみかん共選組合のメンバーであった農家のうち7戸で有限会社を設立。

 

 

 

その後、光センサー選果機の導入や味一みかんを原料としたジュースの製造、販売に取り組むなど積極的に事業に取り組み平成17年7月には株式会社に組織変更しておいしいみかんと加工品づくりに取り組んでいます。

 

その苦労話を聞いたことがありますが、涙ぐましいでおいしいみかんやジュースなどが出来たんですね。その甲斐あって、みかんジュースが有名ホテルに採用されるなど努力が実っています。今回、初めて生みかんをいただきましたが、びっくりするほど甘くておいしかったですよ。

 

早和果樹園

https://sowakajuen.com

 

 

 

 

ちなみに田辺市も負けていません。

JA紀南が扱っている木熟みかん「極天」は、糖度13!もう取り扱いは終了していますが、田辺に来たら甘いみかんが食べられます。

産直に行くと、それぞれ農家さんが試食のみかんを用意してくれているので、好みの甘さを選んで買えるのが産地ならでは。

 

JA紀南

https://www.ja-kinan.com/SHOP/28267/list.html

 

ちなみに、甘いみかんの見分け方は、お尻の方がぼこぼこしていると間違いないですし、田辺市では小さいみかんは甘い、皮が剥きにくいと甘いといっています。大きいみかんは大味っていってあまりおいしくないかな、特に皮がぶよぶよしていたら水っぽいです。

 

 

 

本当に小さくて時には直径3~4センチなんていうみかんもあるので商品になかなかならなかったんですが、たまに産直や無人販売所で売っているので見つけたらぜひチャレンジしてみてくださいね。

 


この記事を書いた人

kururi


母の実家である熊野に、13年前にJターンしてきました。熊野古道や南紀熊野ジオパークのガイドであったり、自然農の釜炒り茶づくり、天然お香づくりといった体験教室の運営、日本ミツバチの非加熱はちみつといった熊野らしいお土産の製造、販売を行っています。 熊野は、山、川、海があり、世界遺産の熊野古道や聖地がある美しい地。私は山間部に暮らしていますが、地域の人から山と共存する知恵や歴史や文化を学び、本当の豊かさを教えてもらいました。 そんなのどかな日々の素朴な生活をお伝えしていきます。

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